秋に始めた12センチの男の子

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朝窓を開けると、久しぶりにすがすがしい青い空が見えた。
金木犀の甘い香りが、どこからか漂ってくる。夏のなごりが残っていた9月ももうすぐ終わり。

12センチの新しい男の子を作り始めた。顔の雰囲気がだんだん出来てきた。ちょっとなにか考えているような表情にしたい。小さい子供って、何を考えているのかわからないような表情をしていることがある。そんな一瞬にとても惹かれる。

言葉にならない何かが心の中にたくさんあって、でもまだ言葉では伝える事ができない幼い頃。長い時間を越えてもどかしさやせつなさがふいに 吹き抜けていく風のようによぎっていく。

顔を作っていると遠い記憶が知らず知らずのうちに重なっていく。



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10月5日(金)より、「銀座人形館 Angel Dolls」で始まります、『秋の和人形展』に、18センチから35センチの人形を3体ほど出品します。お近くにお越しの際にはどうぞ、お立ち寄り下さい。


 

『秋の和人形展』

日時: 平成30年10月5日(金)~  平成30年10月13日(土)

営業時間: 11:00 ~ 19:00 木曜日定休日


「銀座人形館 Angel Dolls」

東京都中央区銀座7-9-16 銀座ロータリービル 2F

Tel: 03-5537-5534 Fax: 03-5568-5596




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10月6日(土)より、「ギャラリー冬蛾」で始まります、『秋のエコール・ド・シモン展』に、12センチの人形を3体ほど出品します。お近くにお越しの際にはどうぞ、お立ち寄り下さい。


高橋早葉子 横川浩子 石橋まり子 奥本泉 山田恵子 竹内かおる 石田麻衣子 鈴雪 長谷川裕子 宮崎美枝 すぎもとはるえ 福丸亜矢

四谷シモン


『秋のエコール・ド・シモン展』

     2018年10月6日(土)〜14日(日) 

     13 : 00 〜 18 : 30 (初日と最終日は18時まで)


     「ギャラリー冬蛾」
 
       〒111-0042
     東京都台東区寿2-10-15 田原町ビル3階
         090-4413-2183(植原)



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# by hirokodoll | 2018-09-28 16:50 | 人形の制作 | Comments(0)

「秋のエコール・ド・シモン展」の出品準備

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いつもこの時期、赤い彼岸花が近所の家の庭に咲いていて、眺めながらその脇の道を通る。
綺麗に咲いているのを見ると、秋になったなあと実感する。

『秋のエコール・ド・シモン展』に出品する12センチの人形の準備をすすめた。
靴下や靴を作ったり、スタンドを作ったりした。

女の子の三つ編みに細いリボンを結ぶと、人形が「私を見て、」と言っているようにアピールして見えてくる。

スタンドは桂の木でニュアンスのある雰囲気にしてみた。





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      『秋のエコール・ド・シモン展』

     2018年10月6日(土)〜14日(日) 

     13 : 00 〜 18 : 30 (初日と最終日は18時まで)


     「ギャラリー冬蛾」
 
       〒111-0042
     東京都台東区寿2-10-15 田原町ビル3階
         090-4413-2183(植原)


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# by hirokodoll | 2018-09-21 16:49 | 人形の服 | Comments(0)

セーラーのワンピース

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厳しい暑さの後、時間を飛び越えるようにストンと涼しくなった。今がいつなのだろうと、わからなくなってくる。
窓を開けると、秋の虫の音が聞こえてきた。

先週作っていた12センチの女の子に髪の毛をつけて三つ編みにした。
淡いピンクの水玉のセーラーのワンピースを作っている。出来上がるまで、何度も着せたり脱がせたりするので、着せやすい男の子にモデルさんになってもらっている。

実際に縫い始めるまでの、型紙の微調整が最後の出来具合を決める。早くすすめたいという気持ちを抑えて、これでいいのか、と自分に問いながら納得のいくまで何度も型紙を作る。小さいのでほんの何ミリかの違いがひびいてくる。

えりの形の雰囲気がやっとイメージしたかんじになった。
なんとなく懐かしくて甘い、どこかせつないムードのある服が作りたい。






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# by hirokodoll | 2018-09-14 17:03 | 人形の服 | Comments(0)

新しい12センチの女の子

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だいぶ背の高くなった日々草が、先日の台風の後、横に向かって伸びている。
風にゆらゆら揺れながら、葉の一番先へ先へと花を咲かせていっている。

12センチの新しい女の子を作り始めた。
ふわっと柔らかい空気感のある表情を探しながら彫っていった。
どこかで会った事があるような女の子のイメージを心の中に描きながら。

ある程度形が決まってきたら、表情の動きが固くならないうちに思いきって顔を描いてみた。
少しでこぼこしてたり、ざらっとしている部分が表情のみずみずしさに、しっくり重なっていけるように願いながら。

瞳を描くのはいつも緊張する。でもとても面白い。







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# by hirokodoll | 2018-09-07 17:01 | 人形の制作 | Comments(0)

12センチの男の子の仕上げ

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空が急に暗くなってきて、雷が近くに聞こえてきた。
先日の大きな雷のようなのがまたくるかと思ったら、また青空に戻っていた。
今日で八月も終わり、暑くても ひと区切りついた気分になってくる。

制作中だった12センチの男の子を完成させた。
全体に彫りあとを磨きすぎないように、丁度いいニュアンスのところに落ち着くように心がけた。
どこまでつるつるにすればいいかは、その時その時の人形によって違うので、いつもその丁度いいところを探しながら作っている。

顔を描くのも描き過ぎないように気をつけて。
素朴な温かさや表情の余韻を大切に完成させたい。
 






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# by hirokodoll | 2018-08-31 16:46 | 人形の制作 | Comments(0)