カテゴリ:人形の制作( 231 )

12センチの小さな男の子 完成

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住宅街の細い道を歩いていると、湿気をふくんだ風に くちなしの甘い香りが漂ってくる。
その香りに呼び止められるように、急ぎ足だった前を行く人も足を止めていた。
そろそろ梅雨入りが近づいてきたのを感じる。

初めて作った高さ12センチの小さな男の子が出来上がった。ほんとうに小さいので関節の部分はいつも以上に緊張して作った。顔を描くのも透明感を大切に慎重に描いた。

手の中にすっかりおさまって、なんだか幼い頃に小鳥を持った時のような気持ちになった。






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by hirokodoll | 2018-06-01 16:43 | 人形の制作 | Comments(0)

12センチの小さな男の子

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歩いていると色々な種類のバラをを見かける季節になった。いつも楽しみにしているのは近くのペットショップの前の街路樹の銀杏の木に巻きつ いて咲いているピンクのバラ。今年も沢山の花が木の裾を飾っている。

12センチの背の高さの男の子の人形を作っている。初めて作るサイズで、ほんとうに小さい。
手の平にもすっとおさまる。

初めて、というのはやっぱり作っていて新鮮だ。追いかけていく形に気持ちが重なっていくかんじがする。

関節など彫りすぎて失敗しないように、慎重にすすめなくては、と思いつつ、先が見たい気持ちでわくわくしながら作っている。





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来週の土曜日5月19日から『第37回エコール・ド・シモン人形展』が始まります。30センチの男の子の人形を1体出品します。新緑の綺麗な季節、お近くまでお越しの際にはどうぞお立ち寄り下さい。



『第37回 エコール・ド・シモン人形展 』

2018年5月19日(土)→5月27日(日)11:00→6:30

ただし最終日のみ6:00までとなります。

会場:ROPPONGI STRIPE'S SPACE

〒106-0032 港区六本木5-10-33 ストライプハウスビル Tel.03-3403-6604



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出品者
研究科
高橋早葉子 横川浩子 南雲典子 
高橋竜男 石橋まり子 奥本泉 齊藤志保 山田恵子 佐藤珠子 上田摂子 松山智子 加藤愛一 竹内かおる 高村園子 斉藤 修 さいとうなおこ 石田麻衣子 長瀬紫乃 赤松和光 わにふち 山鹿彰子 神田光子 酒井晶子 高橋正之 鈴雪 菅原光湖 稲井恒彦 本多久美子 千葉美帆 小林正幸 成嶋純子 今村建朗 實川節子 福島けやき 真鍋えり子
      

専科 藤井素子 
松本久美子 村上順子 赤堀和子 関屋理恵 紺さとの 山口友里 岡田真生 杉山郁子 五十嵐理美  法島隆志


OB出品   小沢幹子 謝 智恵 長谷川裕子 宮﨑美枝 青野明彦 すぎもとはるえ 鈴木敦子 佐藤久雄 ひものみなこ 辰 政 青城 良 福丸亜矢 松本光太郎 レオニダス   

東急セミナーBe教室    須田幸子 福武順子 そまみほ

 

             高塚 宏 小沢 茂


             四谷 シモン








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by hirokodoll | 2018-05-11 16:45 | 人形の制作 | Comments(0)

18センチの男の子が完成した。

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新緑に八重の桜が重なって柔らかなグラデーションを作っている。春の光がふりそそいでいるその場所に
いつまでも足を止めていたくなる。

制作中の18センチの男の子の人形をだいだいのところで、いったんつないでみてから、磨いたり顔を描いたりして
完成させた。やり直しができない瞳を描く時は午前中の光の穏やかな時に描くようにしている。木にしみ込ませていくようなかんじで描いていく。

磨きはつるんとした肌触りが幼い子供を感じるように仕上げた。

表面がでこぼこしていた時にはあまり目立たない木目の模様は磨くと浮き上がってくる。でっぱっているお腹とお尻のてっぺんにふたつ くるくるっと木目が出てきた。







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by hirokodoll | 2018-04-13 17:11 | 人形の制作 | Comments(2)

関節のゴムを通す準備

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やっと咲いた真っ赤なチューリップが強い風の中で、右へ左へ揺れている。
気になって何度もカーテンを開けて見てしまう。この真っ赤を見るのが楽しみだったので、散ってしまうのが名残惜しい。

18センチの男の子の人形をすすめている。首の球体と受けるお皿が出来て 頭が胴体にのるとだいぶ人形らしくなってくる。
全体の雰囲気が決まってきた。

安定よく座れるように 足のももの角度と胴体の形をあわせて作っていく。

手足、胴にゴムを通して動かせるように電動ドリルで穴を開ける準備が出来てきた。







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by hirokodoll | 2018-04-06 16:29 | 人形の制作 | Comments(0)

18センチの男の子の顔

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30センチの人形と平行して、18センチの男の子の人形を作っている。
子供らしい形を探しながらすすめている。
一人の子供、の印象がだんだん決まってきた。




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先日、「ヘアモード」という雑誌の取材を受けた。
5月号の「不気味の谷へようこそ」の コーナーに掲載された。
「不気味の谷」とは、ロボットなどで、リアルさが本物により近づいて、不気味に感じられ違和感に変わってしまうことを言うそうです。
不気味の谷から遠ざかるには、どのような意識で造形をしているのか、どのようなデフォルメをしているのか、
木という素材へのこだわりなどの質問に答えました。






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by hirokodoll | 2018-03-30 17:37 | 人形の制作 | Comments(0)

新しい顔

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チューリップの蕾が、もう少し暖かくなるのを待っているように 葉の間に隠れている。
肌寒い空気の中、ちらほら咲き始めたユキヤナギの白が、静かに浅い春を告げている。

30センチの男の子を作り始めた。顔の印象をさぐっているところ。
頭で描いたイメージと、現実に現れた形にはどうしてもズレがあるけれど、イメージに縛られすぎないようにしたいと思っている。自分でまだ、見た事のない自分の人形と出会いたいので、現実の形を受け入れたい。

作り始めのこの段階は何かに身をまかせるような気持ちで作っている。





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by hirokodoll | 2018-03-23 17:16 | 人形の制作 | Comments(0)

顔の仕上げ

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3月に入ったら、急に暖かくなった。本格的な春に向かって季節が進んでいっているのが草花のみずみずしさに感じられる。
椿の蕾もだいぶ大きくなってきた。

制作中の30センチの男の子は磨いたり全体の様子をみたりしながら、少しずつ仕上げていっている。
髪の毛の部分は彫りあとを残して、でこぼこを生かしながら髪を描いて質感を出してみた。

眉毛は描き方で顔の印象がとても変わるので描く時は緊張する。幼い子供のたよりなげな印象に仕上げたい。

目も気持ちをぐっと集中するところ。
目だけを見て描かないように、全体のバランスをみながら。

やっと求めていた子供のイメージに、人形がすうっと重なってきた。





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2月21日(水)よりおこなわれている第12回 和の創作人形 『倉敷ひいな~雛遊~』展に34cmの人形1体出品しています。お近くの方はどうぞお越し下さい。


第12回 和の創作人形 『倉敷ひいな~雛遊~』展

倉敷美観地区内 ギャラリー十露(本館にて)開催

2018年 2月21日(水)~3月4日(日)

平日:11:00-16:00 土日:10:30-17:00 最終日 16:00

岡山県倉敷市本町3-9

TEL086-423-2577

倉敷駅より徒歩で15分(倉敷美観地区内)



第12回 和の創作人形 『倉敷ひいな~雛遊~』展


 Facebookページ




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2月24日(土)より、[ギャラリー ぶんかとう]でおこなわれる『2018 創作和人形展』に55cmと34cmの人形2体出品しています。お近くの方はどうぞお越し下さい。



『2018 創作和人形展』

ギャラリー ぶんかとう 

2018年2月24日(土)~3月4日(日)

am11:00~pm6:00 会期中無休

福岡県行橋市西泉7丁目16-21

Tel0930-23-5653


ギャラリー ぶんかとう ホームページ






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by hirokodoll | 2018-03-02 16:39 | 人形の制作 | Comments(0)

体をつないでみた。

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メジロが山茶花の蜜を目当てにやってくる季節。忙しそうに動く緑色の体に丸い目がパッチリと愛らしい。一足早く春を告げにやって来たようだ。

制作中の30センチの男の子の人形をつないでみた。手の平や足の細部はまだ途中なのだけれど、作りすぎないうちに、
全体のかんじを見るために。体をつないでみると人形が急に子供の意志を持っているように思えてきて面白い。

手を加えるところと、このままの質感をのこしたままにしておいたほうがいいところを、眺めながら確認している。
少し時間をおいて、ゆっくりと完成させたい。





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by hirokodoll | 2018-01-19 17:15 | 人形の制作 | Comments(0)

30センチの男の子の全体のバランス

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よく晴れた日差しの中でバラの葉の緑が青々としている。頬にあたる冷たい風も、春に向かっていっていると思うと、何か年末の頃とは違って感じられる。

制作中の30センチの男の子は、顔に手を加えながら手や足を作っている。
顔を磨きながら、どのくらいまで磨こうか、磨きの加減の様子をみている。人形に語りかけるような気持ちで、表情がいきいき見えるちょうどいいところを探している。

顔の雰囲気が決まってきたので、作っていながら完成が待ち遠しいくなってくる。





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by hirokodoll | 2018-01-12 16:31 | 人形の制作 | Comments(0)

顔を描いている

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外を歩いている人の数がいつもより少ないからか、冷えた空気の中にまだ少しお正月の名残が残っているような気がする。

制作途中の30センチの男の子の人形の顔を描いているところ。ザックリとラフな感じのところに描いてみて、どんなニュアンスになるか、を自分で見てみたい気持ちのまますすめている。

今回は表情を決めやすいように瞳の中の光彩を強めにして、後から合わせていこうと思う。

描きすぎると、瞳の透明感が出しにくくなるので、地の木の色を生かしながら仕上げていきたい。






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by hirokodoll | 2018-01-05 17:07 | 人形の制作 | Comments(0)