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カテゴリ:人形の服( 119 )

黒いセーター

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夕方になって、くもっていた空に日が差してきた。夕焼けに染まった薄雲がゆっくりと流れていく。
大寒を過ぎても今年はいつもの冬より暖かい。

一年くらい前に作った30センチの男の子に並太の毛糸でザックリとした黒いセーターを編んだ。
さくら色のネルの生地のシャツを着せていたのだけれど、ちょっとイメージを変えてみた。

顔の表情がまた違って見えて、なんだかいたずらっ子になったようで面白い。







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by hirokodoll | 2020-01-24 16:19 | 人形の服 | Comments(0)

バラのスカート

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午前中には、柔らかな冬の陽が心地よく差していたけれど だんだん曇ってきた。
明日は東京にも雪が降るのだろうか。

22センチの女の子の別珍のスカートに ミニバラが咲いているイメージで刺しゅうをした。
もし、 ほんとうに この女の子がトコトコ歩きだしたら、バラの花が揺れて可愛いいだろうな、と想像しながら刺していった。

刺しゅうの模様って、なんとなく懐かしさと温もりが感じられるのはどうしてなんだろう。

靴下や靴をはかせて、身支度をぜんぶ整え終わって眺めていると、嬉しいけれど少し名残惜しい気持になる。







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by hirokodoll | 2020-01-17 17:02 | 人形の服 | Comments(0)

別珍のスカート

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近所の花屋さんの店先にさくら草が並んでいた。春にはまだ早いけれど、みずみずしいピンクが春の予感を感じさせてくれる。どこかあかぬけない雰囲気もあるところが、遠い日の懐かしい春の思い出と重なってくる。

昨年作った22センチの人形のセーターが編み終わったので、次にスカートを作っている。
サーモンピンクでもなく、なんとも言えない不思議な色のこのベッチンでスカートを作ってみようと思ったのだけれど、人形の大きさに対して、少し生地が厚めなので、まず試作をして量感のバランスを確認しているところ。

裾のあたりにどんなししゅうの花を散らせようか考えている。






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by hirokodoll | 2020-01-10 16:54 | 人形の服 | Comments(0)

モヘアのセーター

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北風が街路樹の葉をハラハラと落としていく。今年も残すところわずかになってきた。
センリョウの実が赤く光っている。

22センチの女の子の体をつないでから、髪の毛をつけた。

セーターを編むので、毛糸の色を合わせてみているところ。
眺めているうちに、新しいうきうきした春を感じるようなセーターを作りたいとイメージが決まってきた。

ピンクに淡いオレンジ色が混じったふわふわの甘い綿飴のようなモヘアで編むことにした。

スカートの生地も合わせてみている。優しくて存在感のある雰囲気にしたい。







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by hirokodoll | 2019-12-27 16:28 | 人形の服 | Comments(0)

可愛さと哀しさ

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惹きつけられる顔の表情には、可愛さの中に哀しさが隠れている。
その前をすっと通り過ぎることのできない何かを感じる。明るさの中ににじんだ影が心を呼び止めているように思う。

陰と陽の相反するものが混じりあうと、なぜそんなに気がかりな存在になるのだろうか。

人形を作りながら、そんな事が頭に浮かぶ。


写真は12cmの男の子






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by hirokodoll | 2019-12-14 17:04 | 人形の服 | Comments(0)

赤いジャンパースカートの女の子

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浅草橋の吉徳さんで開かれていた 第八回『にんぎょう うらら展』にいらして下さった方々、有り難うございました。
今回も沢山の方に足を運んで頂きまして、とても感謝しております。

会期直前まで作っていた23センチの女の子も無事に作り終わり、14体の展示となりました。
細いモヘアの毛糸で編んだセーターがちょうどいい季節になって、人形も喜んでいるように見えました。
夏に完成した大きな52センチの女の子も見て頂けて良かったです。

初めてお会いできた方、30年ぶりにお会いできた方、いつもいらして下さる方、人形をつうじて素敵な出会いがあった事を
心から嬉しく思っております。

これからも自分のペースでじっくりと制作に励んでいきたいと思っています。






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by hirokodoll | 2019-11-08 17:08 | 人形の服 | Comments(0)

ピンクのワンピース

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昨日までの暑さからぐっと涼しくなり、急に秋を感じる。
梅雨から夏に変わる時も一晩明けたら変わっていたけれど、夏も突然過ぎていった感じだ。
曇り空に山鳩の声がよけいに眠気を誘ってくる。

52センチの女の子のワンピースを作った。淡いピンクの花模様の 薄い透け感のある生地を使った。ざっくりとした木の肌あいの人形に あえて繊細なふんわりとしたイメージの服を着せてみたくてこの生地で作ることにした。
ほんとうに薄くて縫いにくかったのだけれど、柔らかな甘い雰囲気は出せたような気がする。

時代を超えて、私もあんな服、着ていたと、懐かしく思ってもらえたら嬉しい。

三つ編みのリボンは深みのある赤に ふちに細く黒が入っているクラシカルな雰囲気なのを結んでみた。






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by hirokodoll | 2019-09-13 16:57 | 人形の服 | Comments(0)

スリップと靴

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夏が戻ってきたような 真っ青な空が広がっている。
でも、蝉の声はなんとなく小さめに聞こえてくる。

52センチの女の子にスリップとブルマーパンツを作った。オーガニックコットンのスウェットを使ってふっくらと素朴な雰囲気にした。

靴はほどよい柔らかさの羊の革のバックスキンを使って作った。固い革を使うとつま先のまあるい形が綺麗に出しにくくなるので、丁度いい革を選ぶのが肝心。大きな革を買っても部分によって固さが違うのでどこを使うか悩みながら決める。

足首にバックルをつけて、靴を脱いだりはいたり、抜けないように調節もできるように作った。






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by hirokodoll | 2019-09-06 16:54 | 人形の服 | Comments(0)

人形のかつら

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長かった梅雨が明けて急に夏がやって来たと思ったら、酷暑の夏がまた急に終わっていくような感じがする。

注文していたかつらが出来てきた。52センチの女の子につけてから前髪の長さを整えた。人毛を希望の色に指定して作ってもらったかつらは、顔の木の色となじんでいたのでほっとした。ゆるめのウエーブのかかっている質感もなじんで おでこの形にふんわりかかっている。

髪の量も人形っぽくならないように、ほんとうの子供らしさが出るように、自分の思うイメージが伝わるだろうか、ととても心配だったのだけれど丁度よく出来ていてよかった。

かつらをつけると人形からぐっと子供に近づいてきたようで嬉しい。






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by hirokodoll | 2019-08-30 16:57 | 人形の服 | Comments(0)

かつらの注文

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52センチの女の子のかつらを大阪のかつらやさんに依頼するための準備をした。

指定した色の人毛で三つ編みに作ってもらう。子供のしぜんな髪のイメージになるように ヘアースタイル の絵を描いて
髪の量や、前髪のウエーブのニュアンスを指示したりする。受け取り方によって多少違ってくるので自分の思い描くイメージが つたえられるようにとても気を使う。

頭のはちの形がわかりやすいように見本のキャップを作った。頭をラップで包み、上からセロテープを重ねてはっていき
頭からはずしても形がくずれないような固さになったらはずして、まわりのよけいなところは切っていく。

頼んでから一ヶ月くらいは時間がかかるのでお盆の前か後くらいまでかかってしまう。今からとても待ち遠しい







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by hirokodoll | 2019-07-12 17:03 | 人形の服 | Comments(0)