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2008年 02月 08日 ( 1 )

『メルスリー』と『ラ・ドログリー』

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まだ道のはしに、昨日の雪が残っていたけれど、お日様に誘われて久しぶりに、お気に入りの手芸材料のお店に行った。

表参道の駅から新しくできたビルを眺めながら原宿の方へ歩いた。この並びに、目的のお店『ラ・ドログリー』がある。フランスの深みのある色あいのリボンや、おしゃれなボタン、人形の靴紐に使う革の細い紐が置いてある。革の質がいいから、結んだ時の形がひと味違う。

他のお店に気をとられて見すごしてしまったのか、ある、と思っていたこのへん、に、どうも見あたらない。少し戻って行ったり来たりしたが、やっぱりない。ああ、こんなに新しいビルができているのだから、なくなってしまったんだ。ブランド物のお店が増えている中で、こまごましたものは、やっていけないんだ。とてもがっかりした。気をとり直しつつ、次の目的のお店『メルスリー』に向かった。

ここは渋谷と原宿のちょうど真ん中くらいで、近くには「桑沢デザイン学校」もあるせいか主張のはっきりした洋服屋さんが多い。少し登り坂になっている道を、こんなにきつい傾斜だったか、と息が切れそうになりながら上がっていくと、曲がり角にいつもの看板が出ていたので、ほっとした。路地から三軒めのレンガ作りの建物の名前が『オ・タン・ジャディス』、そこの一階が『メルスリー』だ。リボンやレース、ボタン、ビーズ、生地などが置いてある。リボンは細いワイヤーが入っているのもあって、きれいな形が作れるので、人形の帽子に時々使っている。生地もセンスのいいものを選んで置いてある。輸入物でもアンティークではないので、哀しくなるほどの値段ではないのが嬉しい。柔らかい照明の下、ゆったりとしたジャズのボーカルなどのBGMが流れ下の半地下にあるクレープ屋さんからは甘い香りが漂ってくる。駅からけっこう離れているのにお客さんがとぎれないのもわかるような気がする。

帰ってから、見つけられなかった『ラ・ドログリー』を調べてみると、もとの場所から5分くらいのところに移転しているのがわかった。なくなってなくて、ほんとうによかった。また、近いうちに行ってみたい。


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by hirokodoll | 2008-02-08 18:13 | 人形の素材 | Comments(0)