セーラーのワンピース

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厳しい暑さの後、時間を飛び越えるようにストンと涼しくなった。今がいつなのだろうと、わからなくなってくる。
窓を開けると、秋の虫の音が聞こえてきた。

先週作っていた12センチの女の子に髪の毛をつけて三つ編みにした。
淡いピンクの水玉のセーラーのワンピースを作っている。出来上がるまで、何度も着せたり脱がせたりするので、着せやすい男の子にモデルさんになってもらっている。

実際に縫い始めるまでの、型紙の微調整が最後の出来具合を決める。早くすすめたいという気持ちを抑えて、これでいいのか、と自分に問いながら納得のいくまで何度も型紙を作る。小さいのでほんの何ミリかの違いがひびいてくる。

えりの形の雰囲気がやっとイメージしたかんじになった。
なんとなく懐かしくて甘い、どこかせつないムードのある服が作りたい。






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# by hirokodoll | 2018-09-14 17:03 | 人形の服 | Comments(0)

新しい12センチの女の子

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だいぶ背の高くなった日々草が、先日の台風の後、横に向かって伸びている。
風にゆらゆら揺れながら、葉の一番先へ先へと花を咲かせていっている。

12センチの新しい女の子を作り始めた。
ふわっと柔らかい空気感のある表情を探しながら彫っていった。
どこかで会った事があるような女の子のイメージを心の中に描きながら。

ある程度形が決まってきたら、表情の動きが固くならないうちに思いきって顔を描いてみた。
少しでこぼこしてたり、ざらっとしている部分が表情のみずみずしさに、しっくり重なっていけるように願いながら。

瞳を描くのはいつも緊張する。でもとても面白い。







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# by hirokodoll | 2018-09-07 17:01 | 人形の制作 | Comments(0)

12センチの男の子の仕上げ

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空が急に暗くなってきて、雷が近くに聞こえてきた。
先日の大きな雷のようなのがまたくるかと思ったら、また青空に戻っていた。
今日で八月も終わり、暑くても ひと区切りついた気分になってくる。

制作中だった12センチの男の子を完成させた。
全体に彫りあとを磨きすぎないように、丁度いいニュアンスのところに落ち着くように心がけた。
どこまでつるつるにすればいいかは、その時その時の人形によって違うので、いつもその丁度いいところを探しながら作っている。

顔を描くのも描き過ぎないように気をつけて。
素朴な温かさや表情の余韻を大切に完成させたい。
 






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# by hirokodoll | 2018-08-31 16:46 | 人形の制作 | Comments(0)

新しい12センチの男の子の顔

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台風の風にあおられて、茂った葉の下で、青い柿の実がいつの間にか大きくなっているのが見えた。
まだまだ暑いけれど、季節は秋へと移ろっていっているのを感じる。

12センチの新しい男の子を作り始めた。顔を作り始めたら、意外と早い段階でイメージが出来てきた。っと思ったはずだったのだけれど、少しすすめているうちにふっとそのイメージが遠くに行ってしまった。表情の柔らかさがどうも出てこない。再び自分の納得できるところに落ち着くまで、ほんの少しづつ彫っていった。 幼い子供のふっくらしたかんじを大切にしながら。

やっと自分の今の気持ちにしっくり重なるような顔になった。

人形と見つめ合った時、思わず時間を忘れてしまうような人形が作れたらいい、と願っている。






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# by hirokodoll | 2018-08-24 17:10 | 人形の制作 | Comments(0)

12センチの男の子、つなぎと顔描き

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お盆が終わって、朝窓を開けるとサラッとした風が吹いていた。シオカラトンボまで飛んでいて、急に季節が変わっていく早さを感じた。

12センチの男の子の体をつないで、座れるようにした。
小さくて重たさがないので、意外と安定しにくくて難しい。

顔はほとんど磨かないで木の彫りあとを生かして描いてみた。目は下書きなしで一発勝負で描いていく。
彫っていく時に顔のボリューム感やシルエットのイメージをだいたい決めていって、仕上げの段階はその時の気持ちを、ふうっと重ねられたらいい、と思う。

瞳が生き生きと描けるかどうかが、この人形が可愛くなるかどうか、なのでとても面白くて緊張する。






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# by hirokodoll | 2018-08-17 17:08 | 人形の制作 | Comments(0)