カテゴリ:制作の道具( 9 )

浅草橋、人形町

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エコール・ド・シモン人形展観にいらして下さった方、ほんとうに有り難うございました。人形の足もとのノートに書いて下さったお名前やメッセージを見て、とても嬉しく励まされています。


久しぶりに人形の材料を探しに浅草橋の方へ行ってきました。



『レザーメイト さとう』 台東区柳橋2-8-5

『内田武雄商店』 台東区柳橋1ー13ー5

『うぶけや』 中央区日本橋人形町3丁目9−2



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by hirokodoll | 2014-05-23 21:25 | 制作の道具 | Comments(0)

試作

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人形を展示する時に使う箱を試作している。

ベニヤ板で小さいサイズの箱を作ってから、自然の素材で柔らかみがある風合いで、以前から興味を持っていた、珪藻土を塗ってみることにした。室内の壁を塗るものなのでホームセンターに買いに行った。

粉のタイプのに水を練り混ぜて硬さをみてから、コテや刷毛で塗った。手で触っても大丈夫で、樹脂系の刺激のある臭いもしないので、なにか使っていて安心感がある。二度塗りをして様子を見ているところ。


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by hirokodoll | 2011-05-20 19:13 | 制作の道具 | Comments(0)

古材

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三軒茶屋(駅から徒歩15分ほど)の、古材やアメリカンアンティーク家具などを扱っているお店『GALLUP(ギャラップ)』に行ってきた。数年前は違う場所にあって、ときどき行っていたのだけれど、ある日行ってみたらなくなっていたので残念に思っていた。最近雑誌で移転していたのがわかって、さっそく行ってみた。

ドアを開けると、以前と同じような雰囲気で、嬉しくなった。まず、目に留ったのは使いこんだ子供用の椅子やテーブル、籠など。舟や燈台などザックリとした味のある雑貨も面白い。

2階にはドアや棚を作る時のハードで渋い金具や、趣味に合わせた艶や質感に仕上げられる塗料もあって、これも興味深い。

3階には建物に使われていた木を剥がした古材があった。大きい板から小さい板、ザラザラごつごつした木のかたまりを、しばらく眺めて楽しんでいた。

その中から、人形と相性のよさそうな板を選び帰ってからのせてみた。

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『第29回 エコール・ド・シモン人形展 』

-LE GARÇON 2010-

2010年3月11日(木)→3月23日(火)10:00→6:30

ただし最終日のみ6:00までとなります。

会場:紀伊国屋画廊

〒163-8636 新宿区新宿3丁目17-7 Tel.03-3354-7401

・2点出品します。


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出品者
研究科
高橋早葉子  横川浩子 土屋ひとみ 南雲典子 高橋竜男 石橋まり子 奥本泉  山田恵子 佐藤珠子 青野明彦 山田富子 松山智子 
芝 姜子  柳川欣之  阿部沢子 冠 眞利子  竹内かおる 福田真由美 高村園子 佐藤公子 刀祢健二  服部 南  斉藤 修 さいとうなおこ 石田麻衣子  東 ルカ 長瀬紫乃 福丸亜矢 新山淳子 河瀬 昇

専科  菊地知子  青城 良  赤松和光 渡辺悦子 寺垣摩耶 鯉淵康子 嶋田 萌 鞘 英 神田光子


OB出品   小沢幹子 謝 智恵 長谷川裕子 宮崎美恵  平林早都美 辰 政 遠藤あけみ 佐藤久雄   

東急セミナーBe教室    須田幸子 戸沼ひとみ 福武順子 袖山千恵子  亀島利子



             高塚 宏 小沢 茂


             四谷 シモン 

『エコール・ド・シモン 四谷シモン人形学校』のHP

『エコール・ド・シモン 四谷シモン人形学校』のブログ

 

  
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by hirokodoll | 2010-02-26 17:50 | 制作の道具 | Comments(0)

三軒茶屋の名画座

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10月に入ってぐっと秋が深くなったかんじがする。今日は三軒茶屋に映画を観に行ってきた。かなりレトロな雰囲気、カッパがいい。「子供の情景」と「愛のむきだし」の二本立て。計6時間、両方とも内容がとても濃い映画でした。

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映画館の近くの有名な刃物屋「土田刃物店」です。
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by hirokodoll | 2009-10-03 00:13 | 制作の道具 | Comments(0)

電動彫刻刀の修理

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胴体に首の関節のお皿を彫り始めようとしたら、電動彫刻刀がピタッと動かなくなってしまった。木口という固い面なので手で彫るのは大変な労力だ。無理して彫ると自分の手まで壊れてしまう。

買ったお店へ持っていっても、この時期お盆休みが入って時間がかかりそうだ。しかも修理が可能なのかどうかもわからない。思い切って販売元の会社(東京オートマック)へ直接持ち込みをお願いした。

会社で彫刻刀を分解してみてもらうと、中のモーターが完全に消耗していた。もう8年くらい使っているのだから仕方ない。有り難い事に、すぐに修理にとりかかって下さった。待たせていただいている間、他の機種を試させていただいたり、アメリカの木彫雑誌を見せていただいたりした。雑誌に広告を出しているので、来週はネイティブ・アメリカンの人達にむけて商品のデモンストレーションに行くらしい。

しばらくすると、さっき電動彫刻刀を持っていった方が戻っていらした。モーターを取り替えた電動彫刻刀は嬉しいことに直っていた。長く使っているから、もしかしたらもうだめなのかと思いつつ愛着があったので、ほっとした。

おかげで無事に、首のお皿を彫ることができた。

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<8年間使用したモーター>

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<『東京オートマック』のある、東京・旗の台、駅東口>


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by hirokodoll | 2008-08-15 18:00 | 制作の道具 | Comments(0)

姿勢と道具

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どんよりと低かった雲が風におし流されて光がさしてくると急に空が高くなったように見える。

梅雨時は木も湿気を吸っているから、いつもより固く感じられる。

ここのところ、彫刻刀やのみを使う時、自分の足のももに沿わせるような動きを意識してみたら、持つ力も彫る力もいくらか楽になった。微妙なひじの角度で力が集まりやすくなった。胸の前で彫る時も右手の力だけでなく、左右から力を集める意識を強めたら今までより力が分散されなくなってきた。指だけに負担がかからないようにしなくては。

どういう姿勢で彫るかは、とても大切。背中を丸めて前かがみになっていると、かならず首や肩が痛くなる。彫ることに夢中になっていると、つい、忘れがちだけれど、後々ひびいてくる。背中はできるだけ丸めないで腹筋を意識して彫るようにこころがけている。

見た目はそれほど変わらなくても、自分の体のどこに力が入っているかを意識するだけでも疲れ方が違ってくる。道具と自分の体の角度が、どうなっているか、手首は変な角度で無理をしていないか。疲れはしばらく時間がたって蓄積されて出てくるからとても怖い。

もともと腕力には全く自信がないのに、無謀にも初めた木彫りを末永く続けていくためには、手をいためないよう充分注意深くなくてはいけない。

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by hirokodoll | 2008-07-04 17:24 | 制作の道具 | Comments(0)

心を整えて

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昨年、秋に買った極浅の彫刻刀2本が、やっと手に馴染んできた。初めて上野の刃物専門店『宗意刃物』に行って、ズラッと並ぶ刃物を前に、ドキドキしながら買ったものだ。

それまで私が使っていたのより、刃も柄もしっかりした作りだ。でも、いくら刃物が良くても、ちゃんと研いでいなかったら切れ味は悪くなってしまう。買ってきたままのをしばらく使って、サクサクとした切れ味に満足していた。少し切れなくなってきたので、いざ、自分で研いでみると悲しいくらい上手く研げない。刃の丸みがもの凄く浅く繊細で、砥石に刃をあてる力と角度のかげんがつかめないのだ。

むきになりそうなところを、いったんあきらめ、数日してまた研いでみた。まだだめ、また数日して、まだだめ。そうこうしているうちに数ヶ月たち、やっと、こつをつかめてきた。

厳しい職人さんが見たら、全然だめだと叱られそうだけど、私の中では、まあまあ手が疲れない程度に研げてきたのだからいいとしよう。最初から上手くできるわけなんてないんだから。だんだんと上手くなってくればいいのだと、自分に言いきかせる。

新しい人形にとりかかる前には、念入りに、刃物を研ぐ。心まで研ぎ澄まされてくる、とまではいかないけれど、なんとなく、心が整ってくるような気がする。心の準備体操のようなものだ。

まず、大きな形を意識しながら、首や耳の位置をしっかりと確かめて彫り始めよう。

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by hirokodoll | 2008-06-27 17:34 | 制作の道具 | Comments(1)

刃物屋さん

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何本か欲しい彫刻刀があったので、以前知り合いの木彫りの職人さんから教えてもらった上野にある『宗意』という刃物屋さんに行った。お店のある広い浅草通りには、田原町の方へ向かって仏壇屋さんが沢山ある。場所がら、本職のお客さんがくるところなのだろう。ちよっと立ち止まり、ずらっと並んだ刃物の数と店がまえのムードに緊張しながら入っていった。

こんなのが欲しいと言うと、奥さんがガラスケースの中から出してくれた。持って行った木彫りの人形も見せて、こんなところに使いたいと言うと、笑顔で相談にのってくれた。お客さんはポツリポツリだが途切れずに入ってくる。バイクで来たガテン系の若者や、関西から来た男性が熱心に食い入るように眺めたり、手に取らせてもらったりしている。そして、いくつもの中からしぼりこんでいる。あれもこれも欲しくなるのを、今回はこれにしようと、じっくりと決めているのがよくわかる。私もどれにするかひとまず決めてから、お店の写真を撮らせてほしいとお願いした。

古い木の引き出しや、のれんがとても良い感じだ。奥さんは、接客しながらまるで自分の身支度を整えるように、のれんの下にあったダンボール箱を、さっとどかしてくれた。のれんの文字は気に入るまで何度も書かせ、染めも特別に注文したものだということだった。

帰ってから、さっそく切れ味を確かめた。なめらかに滑るような刃先だ。手の中で柄のなじみ方もさすがに今までのものとは違っていた。かなり繊細な角度の刃先なので、上手く研げるか少し不安もあるが、こうやってだんだん研ぎも上手くなっていくんだ、あせらないで一つずつクリアしていこう、と自分に言い聞かせた。

下の写真は「宗意」さんの少し先にある高村光雲も使っていた刃物屋さんの『光雲』

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by hirokodoll | 2007-11-02 17:21 | 制作の道具 | Comments(2)

研ぎについて

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どんなに良い刃物でも研がなくては切れなくなってしまう。木彫りを初めた時、刃物の研ぎ方も全く知らなかった。図書館の木工の本を見ながら覚えた。

時々、木工好きの友人が家に遊びに来た時には、研いでもらって、その姿勢を見たり、コツを聞いたりした。でも、とにかく研ぎは経験して体で覚えていくしかないらしい。その時聞いてピンとこなかった言葉も、今になって、このことだったのかな、と思ったりする。

彫刻刀や切り出しなど、いろいろ形が違うから研ぎ方も違う。丸刀は形に合わせて砥石に溝を作って回転を加えながら研ぐ。回転のかげんは刃物や人それぞれの力にもよるから決まっているわけではない。切れるようになったかどうかを木の断面の固い木口のところで試してみる。彫ったところが、ツヤッと光るくらいになると、だいぶいい切れあじになってきている。自分の顔を刃先に映してみて、キラッとした中にはっきり見えてくると少し嬉しくなってくる。安い刃物がたのもしく見えてくる。

彫った木くずを見て、刃物がどれだけ研げているかがわかる、というような凄い人もいるらしい。私は、初めはそんな話を聞くと、こんなかんじでいいんだろうかと、不安で自信がなかった。でも、ずっと研ぎのことばかり考えているわけにはいかない。作品を作りながら、研ぎの奥深さもわかってくればいいかな、と思うようになった。やっぱり経験を積む以外ないんだと。できるだけ手が疲れないように、まめに研いでいる。


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by hirokodoll | 2007-09-07 17:44 | 制作の道具 | Comments(0)