カテゴリ:観た展覧会( 13 )

『SIMON DOLL 四谷シモン』展

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明日から、四谷シモン先生の大規模な展覧会が横浜そごうの美術館で開かれる。初期作品から今までの沢山の作品が展示されるそうなので、とても楽しみだ。


横浜そごう美術館


『エコール・ド・シモン 四谷シモン人形学校』のHP



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by hirokodoll | 2014-05-30 17:06 | 観た展覧会 | Comments(0)

FANTANIMA2013

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東京丸の内オアゾ内にある、丸善4Fのギャラリーで開かれているテディーベアーを中心に、いろいろな動物の作品展「FANNTANIMA2013」に行ってきた。日本やロシア、海外の作家90人が出品している展覧会で、存在感があって魅力的な作品が沢山あって、しばし時間を忘れ魅入ってしまった。

可愛らしさもさまざまで、特にふだんあまり観る機会の少ない海外の作家の素材の使い方、仕上げ方の繊細さとラフさの加減が興味深く新鮮に見えた。

昨年私の人形をロシアウラル人形協会賞に選んで下さった人形協会の会長のエレナ・リシナさんも出品されていて、初めてお会いすることができた。温かくにこやかな笑顔になにか、ほっとして、あらためて国や言葉を越えて、自分の人形に共感してくださった事が嬉しくなった。



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by hirokodoll | 2013-04-05 19:13 | 観た展覧会 | Comments(0)

平田郷陽の人形

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佐倉市立美術館へ「平田郷陽の人形」展を観に行ってきた。途中激しいにわか雨に降られ、雨宿りをしながら美術館に向うと、すぐに陽が差してきて緑の木々がきらきらと光り、その先の小高い山の上に美術館があった。

可愛らしいものはどこまでも可愛らしく、美しいものはどこまでも美しく、自然な形、自然な動き、とても静かに、とても強いものが心をひきつけ時間を忘れて見入っていた。

独楽を回している男の子の瞳の奥が見たくて低くしゃがんで覗きこんでいるうちに、その子が見ているものがその目に写っているのではないかと思えてくるほどだった。



『歿後30年 平田郷陽の人形― 時代をリードした天才人形師のあゆみ ―』

〜8月28日(日)まで

佐倉市立美術館



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by hirokodoll | 2011-08-26 19:06 | 観た展覧会 | Comments(0)

『白洲正子 神と仏、自然への祈り』展を観た。

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以前から、仏像の姿に似ているけれど、仏像とは何か違う不思議な存在に思えていた神像を、何体も見ることができてとても嬉しかった。単純化された中にあるつつましやかなもの、一見稚拙にも見える形の中にある奥ゆかしさ、かろやかさ、心が静かに引き込まれていくような魅力を感じた。



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《女神坐像》

平安時代 12世紀

滋賀・建部神社

重要文化財






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《狗児》

鎌倉時代 13世紀

京都・高山寺

重要文化財





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《十一面観音坐像》

平安時代 12世紀

岐阜・日吉神社

重要文化財





『白洲正子 神と仏、自然への祈り 生誕100年特別展』

2011年3月19日~5月8日

世田谷美術館




       ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



『軌跡 −15年目の春展−柴田悦子画廊 15周年記念展』に一体出品します。

2011年4月20日(水)〜30(土) 12:00−19:00(最終日17:00)

〒104-0061東京都中央区銀座1-5-1 第三太陽ビル2F

TEL・FAX 03-3563-1660

柴田悦子画廊


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                        ( H.23cm )


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by hirokodoll | 2011-04-15 16:42 | 観た展覧会 | Comments(0)

橋本平八

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世田谷美術館に『橋本平八と北園克衛展』を観に行った。何年も前に国立近代美術館の常設のところで橋本平八の「幼児表情」という題名の子供の彫刻を見て、どこか不思議な雰囲気がとても気になっていた。久しぶりに観た「幼児表情」は、抑えた量感と直線的な省略の面白さに、あらためて心惹かれた。詩人の北園克衛が橋本平八の弟だというのもこの展覧会ではじめて知った。

観終わって外に出ると、陽が落ちて美術館のまわりは大きな木々に囲まれて真っ暗だった。ライトに浮かんだ所だけ紅葉した葉が黄色く輝いていた。


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《幼児表情》

1931年 昭和6年

木彫

66.2×17.5×14.0cm

東京国立近代美術館蔵




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《彼児の智慧》

墨、朱墨、紙

28.0×23.4cm

東京国立近代美術館蔵






『橋本平八と北園克衛展』

~12月12日(日)まで    世田谷美術館


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by hirokodoll | 2010-11-26 17:23 | 観た展覧会 | Comments(0)

舟越桂の展覧会

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東京都庭園美術館でやっている舟越桂の『夏の邸宅』というタイトルの展覧会に行ってきた。

別の美術館で観たことのある作品も、75年前に作られたアールデコ装飾に彩られたこの美術館に置かれていると、以前観た時とはまた違った印象に見えた。それぞれの部屋に展示された作品はまるでそこの住人ででもあるかのようにたたずんでいた。ある作品は客人を待っているようであったり、ある作品は何か考え事をしているかのようであったり。作品を観ているのに、部屋を覗いているような錯覚をしてしまいそうだった。絶妙な照明の下でうるんで見える瞳に、ドキッとした。

本日(7月26日)行われた舟越氏の記念講演会では、作品の誕生の背景のお話しや、作品の題名についてのことも聞く事ができた。(記念講演会は8月30日にも行われます)

この展覧会の入場料には、ドレスコード割引があり、木で作られたもの(アクセサリーやボタンなど)を身に着けて、御来館されたお客様は団体料金で入場できるということだったので、木のビーズのイヤリングをつけて行った。

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東京都庭園美術館 舟越桂展 『夏の邸宅』

9月23日(火・祝)まで


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by hirokodoll | 2008-07-26 22:51 | 観た展覧会 | Comments(0)

横浜美術館の気になる企画展を観た

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『4人が創る「わたしの美術館」展』という展覧会を見に横浜美術館に行った。

横浜美術館のコレクションを広く紹介して見近に感じてもらえるように、と企画されたもので、脳科学者、茂木健一郎さん、タレントのはなさん、小説家の角田光代さん、写真家の荒木経惟さんの、4人のゲストキュレーターがここの美術館のコレクションの中からそれぞれの視点で作品を選んでいる。

普通の展覧会だったら誰々の作品がある、というのが判っているけれど、この展覧会はなにが出てくるか判らないおもしろさがある。4人の展示している部屋のまったく違う雰囲気をじっくり楽しみながら見た。荒木経惟の部屋の鏑木清方の遊女の絵が静かな迫力があって印象的だった。はじめて見る作家や作品も新鮮だった。とくに、はなさんの部屋には写真家、鈴木八郎ののどかな写真や川上澄生の木版などほっとするような作品が多くて心地よかった。

『4人が創る「わたしの美術館」展』横浜美術館 8月17日(日)まで

<はなさんセレクトの作品より>


d0079147_231438.jpg藤本四八《善財童子》
1956年 (昭和31)
ゼラチン・シルバー・プリント
54.6×44.6cm
横浜美術館蔵
d0079147_23119100.jpg川上澄生《シュークリーム》
1930年 多色木版 黄つや紙
25.5×33.5cm
横浜美術館蔵
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ミュージアム・ショップの”ガチャポン”で購入『マルスとヨセフ』


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by hirokodoll | 2008-07-12 22:55 | 観た展覧会 | Comments(2)

今日出会った絵

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桜の花が風に舞うのを眺めながら、池袋にある『熊谷守一美術館』のギャラリーでやっている日本画家、岡本博さんの個展に行った。

初めてお会いした岡本さんは75歳という年齢を感じさせない軽やかな身のこなしで、次々とみえるお客様の応対をされていた。

岩絵の具で描いた日本画ではなく、墨と限られた色数でいきおいよく仕上げた絵がみずみずしかった。のびやかな線がご本人のお人柄を語っているような気がした。飼っていらっしゃる犬や人物が独特の構図の中に、温かく生き生きと描かれていた。(岡本博さんの個展が調布の『みるめgallery』で5月1日(木)〜13日(火)に開かれます。)

この美術館はJR池袋の西口から歩いて20分くらいのところなのに、周りはとても静かな住宅街で、木の葉が揺れてぶつかりあう音がサラサラと聞こえてくるほどのどかな雰囲気だった。美術館の壁の熊谷守一の蟻の絵が、風景にぴったりとけ込んでいた。守一の絵は厚ぼったい油絵よりも、虫などのデッサンの方がえがいている時の呼吸が感じられて好きだ。壁の高いところには蜂の絵もあった。

帰りに本屋さんで旧ソ連グルジア放浪の画家「ピロスマニ」の画集を見た。ちゃんとした絵の勉強はしたことがなく、たぶん教会の絵などを見ていたのだろうと、言われている謎の多い画家だ。画壇に注目されても放浪してしまい最後は街の片隅に一人倒れているところを見つけられ、今ではお墓がどこにあるのかもわからないらしい。プリミテイブに描かれた絵にシーンと音のない世界が佇んでいるようだった。

d0079147_17193824.gifニコ・ピロスマニ Niko Pirosmaniの画像等の見られるサイト
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by hirokodoll | 2008-04-11 17:07 | 観た展覧会 | Comments(0)

小杉小二郎展

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新宿駅西口を出て歩きだすとすぐ、頭のてっぺんから叩きつけるような、冷たいビル風が吹いてきた。ひときわ目立つ建設中の東京モード学園コクーンタワーの斜め向かいにある損保ジャパン東郷青児美術館でやっている『小杉小二郎展』に行ってきた。

美術館のある42階から窓の外へ目をやると空がぐんと近づいていた。会場に入ると、落ち着いた照明の中に、絵がしっとりと浮かび上がって見えた。40年近くフランスに住んでいる小杉小二郎の絵は、画廊で時々何枚か見たり、本で見たりすることはあったが、こんなふうに、囲まれて見るという機会は初めてだった。やっと会えた喜びをじっくり確かめるように絵の前に立った。

小さなアンティークドールや、素朴な絵が描いてあるお皿をモチーフにした一枚の絵は、まるで大切にしまっておいた想い出の品を、そっと手にとり、眺め愛おしむように描かれていた。また、いくつかのビンをモチーフにしている絵は、透き通るようなハーモニーを奏でているかのようだった。港や船、飛行機の絵は何かの物語の断片のようであり、その話の続きのページをめくりたくなるような気持ちになった。

どの絵も、とろけるような、薄明かりの中で響きあう色と形。まるで春の黄昏が、ゆっくりと暮れていく瞬間がスローモションにえがかれているかのようだ。いつの間にか夢見ごこちになってくる。この絵から漂う余韻はいったいなんなのだろう、緻密に計算されつくしたえがかれた物と余白のバランスによるものなのか、風景の中に小さく鮮明ではなくえがかれた人物の表情に何か秘密が隠されているのだろうか、

でも、それを探るのはなんだか、野暮に思えてくる。春の黄昏が、夜に包まれていく時間を惜しむように、じっとその絵をみつめていたくなる。そして、無性にその絵との別れが名残り惜しくなってきた。

会場には絵のモチーフに使われた素敵な陶器や人形なども展示してあります。

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『小杉小二郎展』

2月17日(日)まで

損保ジャパン東郷青児美術館

              

<ノルマンディーの船着場、2005年>


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by hirokodoll | 2008-02-01 17:07 | 観た展覧会 | Comments(2)

土門拳写真展

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明るい日差しの中へ出ると、頬にあたる風が、びっくりするほど冷たかった。

武蔵野市立吉祥寺美術館でやっている「土門拳」の写真展に行って来た。どこか昭和のムードの残るサンロードの雑踏をぬけ、伊勢丹デパートの7Fに上がると、小じんまりと静かな美術館があった。

肖像写真を集めた「風貌」、仏像やお寺を撮った「古寺巡礼」、九州の炭坑で撮った「筑豊のこどもたち」、主に東京の下町で撮った「こどもたち傑作選」など、いくつかのコーナーに分けて展示されていた。

まず、入り口に近いところの肖像写真で、すぐに足が釘づけになった。被写体の人物がこちらをギッとみつめてくる。もの凄い目だ。息づかいが聞こえてきそうだ。撮影の時のエピソードも添えられていて、とても面白い。シャッターを切るまでの時間の長さ、張りつめた空気までしっかりと写っている。異様に響いたであろうカシャッというシャッターの音までも

「古寺巡礼」で撮った仏像の写真はこれでもか、というくらいの質感が写っていた。仏像をわしずかみにでもしているかのようだ。

「筑豊のこどもたち」では、貧しい炭坑の暮らしを強いられている幼い女の子の瞳が、こちらを見つめてきた。忘れられなくなってしまう目をしている。

東京の下町の子供達を撮ったものは、いつも見ている写真集にいる馴染みの子も何人かいて、なんだかほっとした。小さな路地で遊ぶ賑やかな子供達の声が聞こえてきそうだ。いたずら小僧の頭をグリグリ撫で回すお父さんの視線で撮っているように思えた。

どの写真からも、匂いや音、手触りが見えてくる。けっして被写体への同情や感傷にとどまっていない、写真としての面白さが感じられる。「写真の鬼」とまで言われた「土門拳」が自身で感じたものを写真に写し出したいという執念が、思う存分に味わえる展覧会だった。

入館料は100円でとても安いです。65歳以上の方、小学生は無料です。

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『土門拳写真展 日本のこころ』

2月11日(月・祝)まで

武蔵野市立吉祥寺美術館

土門拳記念館のホームページ                                    

<こさめ・熱海 1955年>

                      
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by hirokodoll | 2008-01-18 16:15 | 観た展覧会 | Comments(0)