54センチの女の子の人形は、完全にははりつけていなかったかつらをいったんはずして いろいろな角度から見て確認しているところ。
作っている途中とは少し印象が違う表情になった。こんな表情が作りたいと探しつつ、頭の中のイメージから現実の形の中にさぐっていくうちに、いくらかの時間経過を経て、より今の気持ちがしっくり重なる表情になってきた。
微笑もうとしているのか、泣き出しそうなのか、ぼんやり何かを考えているのか、見る人によっていろいろな表情に見える顔が作ってみたい。おもわず「どうしたの?」と声をかけたくなるような顔。