冷え込んでいる空気の中、山茶花の白い花がまだ少し残って咲いている。真っ白な花びらが愛おしく思えた。
作っている途中の18センチの人形、バランスを見ながらすすめている。ある程度顔のかんじが決まってこないと、雰囲気がよくつかめないので耳や首の押さえておかなくてはならないポイントの形に気をつけながら作っている。顔を下から見たり真上から見下ろしてみると耳の位置に左右のくるいがあるのでどこまでそれを直していくか、考えているところ。まったく左右対称でもつまらないような気がするし、微妙なぶれがあってもかげんによっては表情の一部になっていくかもしれない。
やっぱり多少のくるいがあってもそこばかり見ていないで先にすすめてみよう、すすめながら考えよう。