曇りがちのお天気のせいで、急に夏が終わってしまったような気がする。夕暮れ時に散歩をしていると、通り過ぎる背中ごしに甘いおしろい花の香りがした。夏の名残りの微かな香りが道の端に漂っている。
先週やっていた写真撮りは、プリントしてみたら、色や質感がちょっと満足できなかったので、まだ途中になっている。お天気がいい日にまた、撮ってみようと思う。自然光は柔らかくて綺麗だけれどその日の光によって変わるから、お天気の様子を待たなくてはならないところが少々じれったい。
新しい52㎝の人形の顔を作っている。いつも同じことを思っているけれど、今の自分の気持ちに重なるような、表情を探しながら作っている。なかなか意識してもできないことだけど、できるだけ作為的にならないで、心を遊ばせながら、もう一方では客観的に作れたらいいと思う。